【ハイキュー】やったね、女の子は顔じゃないらしいよ。

49　恋する乙女の実力見よ ページ36

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女子部屋にて。


綺麗な足を露出してキャッキャッとはしゃぐ女子マネージャー達を見て私は本当に女で生まれてよかったと思いました。



『というか、仁花ちゃん髪サラサラや…』

「えっ！？Aちゃんも綺麗だよ！」

『仁花ちゃんに比べたらゴミだよ』



私の隣に布団を敷いて髪を解かしている仁花ちゃんにそういうと照れたように笑ってくれた。

ここに天使がおる。









そのあとは時計を見て消灯時間までまだあるね、と呟いたら梟谷のマネージャーさんたちが



「そういやAちゃんウチのセッターの赤葦好きなんだって？」

「木兎はAちゃん好き全快だよね〜」



なんていい始めたためガールズトークで盛り上がった。

とは言っても私がいじり倒されただけだったけども。









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『………』



夜中、私はゆっくりと布団から起き上がった。


ガールズトークで盛り上がっていると消灯時間なんてあっという間で皆それぞれ自分の布団に入りすぐに眠りに落ちた。

けど私はなぜか眠れませんでしたまる。


私意外とどこでも寝れるタイプじゃないのかもしれない。

神経質とまではいかないはずだけど。


そう思いながら、めんどくさいけどトイレに行きたくなったので携帯だけ持って布団から出た。


携帯を開いて時計を確認すると深夜の十二時。

良かった、トイレ行ってから寝ても普通に大丈夫だ。




『(…てゆーか暗ッ)』



そりゃあ消灯時間過ぎてるし暗いのは当たり前だけど。

いくら人がいるとしても夜の廊下とかは怖いよね。


さっさとトイレ行って寝よう。









　






けど、





「…あれ、Aさん」

『ヒッ！？』



用を足してからトイレから出たとこで、後ろからかけられた声に思わず悲鳴をあげてしまった。


そのままバッと勢いよく後ろを振り向く。


するとそこには、スマホを持った赤葦さんが立っていた。

赤葦さんが立っていた！？！？


驚いて目を瞬かせると赤葦さんは困ったように笑った。

カッコよすぎる。

お恥ずかしいところを見せてしまいごめんなさい。



「…なんか、驚かせてごめんね」

『いえ私こそお見苦しい姿を結婚してください』

「相変わらずだね、元気そうで良かった」



赤葦さんのスルースキルに磨きがかかってる、だと…！？






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赤葦さんクソ好きなのに口調わからないよ！
というか梟谷全員わからないよ！

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