【ハイキュー】ねえねえ、女の子は顔じゃないらしいよ。

03　バレーとかいらない ページ4

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えー、はい。色々な不幸が重なり烏野高校男子バレー部マネージャーになってしまった私です。

今はそんなことどうでもいいんですけどね。
いやどうでもはよくないんですが。



「ねぇAどういうこと？」

『女の子の部屋に勝手に上がり込んでるお前の脳内がどういうこと？』

「大丈夫大丈夫、Aを襲うとか絶対ないから！」



爽やかな笑顔でそう言い放ったこのクズ男をどうすればいいですか？殴っていいのかな？

このクズ男の名前は及川徹。モテすぎて困っちゃってるらしいのでハゲにすればいいと思います。
私とコイツの関係は本当に腐れ縁。説明することすらめんどくさいので省略するね。

まぁそんな仲良しでもなんでもないコイツが私の家に押し掛けてきたわけ。



「そんなことより、なんでAが烏野でマネやってるのさ！！」

『シラネ』

「いーや、あれは絶対A！ 俺のことを避けるようにてコソコソ動くAみたいな子がいるなーとは思ってたけどやっぱりA だったし！ メガネ君の後ろにピッタリくっついちゃってさ！ どういう関係なの！？」

『お前どんだけ私のこと気になってたの？』



マネージャーとして入部してしまってからすぐ。だってあんなこと言われたら退部できなじゃないか！

聞き覚えのある高校、青葉城西との練習試合があるという事を知った私はあまりのショックに必死にそれだけは行きたくないと訴えた。
だがその願いは誰にも聞いて貰えず、最終的には影山に強制連行された。

それでコイツにバレたとか影山ほんとタンスの角に小指50万回くらいぶつければいいのにな？



「俺と同じ高校来なかった上に他校のマネやるとかなんの嫌がらせ！？」

『むしろ私が嫌がらせ受けてるんだけど』

「謝る気があるならこっちに転校してきてよ！」

『謝ろうとした要素なくね』



そのあと岩泉さんが家に来てコイツを回収してってくれた。部活をサボッてきてたらしい。




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