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「お疲れ様です、すみません急に連絡してしまって」
「ええよ、それよかどないしたん？」
「えっと、ちょっと相談聞いてほしくて」
「おー、フルコンさんじゃなくてええんか？」
「え？！」
「あ、いや、いつも仲良さそうやし」
「うーん、まぁ、その、フルコンじゃなく年齢近いtowacoさんに話聞いてほしくて」
「ふーん、まぁええけど」
「友達の話なんですけど、今まで仲良くしてた異性に電話でいきなり告白されたらどう思います？」
自分の話ではなく、あくまでも友だちの話として相談した
「それはAさんの話やなくて？」
「はい」
「ふーん。Aさん的にはどうなの？」
「私は、仲良くしてる異性でいきなり告白されたら冗談とか、ドッキリとか思っちゃいますね」
「なるほどなぁ」
「でも友だちも私も女なので、何というか女性目線になってしまうのかな、と」
「ほぉ、それで俺の意見が聞きたいってわけ」
「そうなります」
「ほなら何人かに聞いた方がええんやないか？まおとか」
「まおさん配信してたので…」
「あーなるほどな、でももう終わるんちゃう？連絡してみるか？」
「あっ、お願いします」
パソコンでチャットを打つ音が聞こえる
まもなくして返信が来たようで通話にまおさんが参加した
「おいっすー」
「おーまおすまんな」
「配信終わったところだから大丈夫だよーAちゃんお疲れー」
「あっお疲れ様です」
「んじゃぁ早速やけど実は」
と言いtowacoさんが私の代わりに説明してくれた
「…って訳なんよ」
「なーるほどねーまぁ確かに友達として仲良くしてた人に言われたら冗談？って思っちゃう気持ちは分かるわ」
「ちなみになんやけど、Aさんはその人とよく通話してるん？」
「あっ、いや、お友達の話なので…」
危うく言ってしまうところだった
「あーそやった、その友達はその告白して来た異性とよくやりとりはしてたの？」
「みたいです、少し遠いみたいで食事とかはあまり行けてないようですが通話はよくしてたって」
「ほーん、それは2人きり？」
「…みたいです」
「それってさぁ、つまりAちゃんとフルコンさんみたいな関係ってこと？」
まおさんの感の鋭さに動揺を隠せない
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作者名：みかこ | 作成日時：2022年7月20日 20時
