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雷雨だったその日から、刀剣男士達がE組校舎を囲むように警護し、物々しい雰囲気に包まれた。
その異様さにいち早く気付いた殺せんせーがたまたまそこに居合わせた小狐丸に声を掛けても




「我らは仕事中故、失礼しつかまります。ご心配なさるな、我等の仕事は警護ですので、生徒方に影響はさせませぬぞ。」


「にゅ…誰を誰から守るんですか?」


「言わねばならぬと言う事はありますまい、お気になされるな。」





そうあっさりと隠されるだけで何も実体が殺せんせーにもわからなかった。
最初にぐやが時間遡行軍の現れる光を見てから何日も雨が降り、雷が落ち続けていた中でいきなり嫌になるほど綺に晴れた日があった。偵察に行った短刀達が導き出した答えはその日、遡行軍がついにそう攻撃を仕掛けて生徒達を皆殺しにしようとしているらしい。

そうなれば刀剣男士達の任務はただ一つ。

歴史通り殺せんせーが生徒達の手によって穏やかに消えていくように、遡行軍を払い除け殲滅すること。




「かぐやの記憶が戻らないなら仕方ねぇ。生徒達と一緒にかぐやも守るぞ!!何としてでも歴史は変えさせねぇ!!」




そう熱く語る朔に応と力強く揃った声が大広間に響く。




「さらに多くの遡行軍が顕現してきています。皆さんご準備を!!」


「ありがとな、毛利。じゃあ行くか!!歴史は変えさせねぇぞ!!」




戦が…始まる。

落ちた火蓋→←雷雲



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ミューゼス(プロフ) - 極・吹雪姫さん» 全作品にコメント頂きありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年5月12日 18時) (レス) id: 8be0659255 (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - みゅーぜす>ワンコ女子の力作見ましたわ!!表クール(?)で裏ワンコ!!発想、展開、誤字はあっても、長く続けられる強さ。だからこそできた作品でしょう。(ちなみに暗殺教室→カルマ、有希子 黒バス→伊月が好きよ? (2019年5月7日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミューゼス | 作成日時:2018年8月29日 18時

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