結婚反対！！！！【御影玲王】

13 ページ13

.



『くっっっっそ怖かった。無理。もう観ない』











玲王「俺も怖かった、隣にいるやつが歯ガタガタし始めた瞬間。あんな音鳴るやつなんていねえよ」













『いやなんで覚えてる』














玲王「もう17:00か、飯どこで食う？」











『あ、私、行きたいとこある！』










玲王「じゃあそこ行くか」








そして石垣牛のイチボが美味しいと評判のお店に来た。









玲王「へえ、アホの割に良さそうな店知ってんじゃん」












『私の事ナメすぎ』







実は昨日凪にウザイほどLINEして玲王の好きな食べ物を教えてもらった。


私の努力なめんなよ。




ちなみに玲王の好きな女子の服もこっそり普段の会話から聞き出し、




今着ている薄いカーディガンを脱げば、玲王の好きなキレイめの○○○がハッキリと見える。









個室の席に案内され、カーディガンを脱ぐと玲王の眉がピクっと動く。









玲王「………その服、俺がお前の物家に持ってきた時なかった」










『いやなんで1個1個覚えてんの。どう？可愛い？』












玲王「すげえ似合ってる、可愛い」










柔らかい笑みを浮かべ、私の頭をゆっくりと撫でた。










玲王「今日髪巻いてるのも、いつもと違うラメとグロス使ってるのも、大事そうに箱に入れてあった少し高めのパンプス履いてんのも、全部全部可愛い」












『ちょっとまて、そんなに褒められると困る』








Aの顔に熱が集まり、下を向くと





玲王がAの頭を自身の胸に引き寄せた。











玲王「個室でよかった、俺すげえド○○キしてる」










こっちまでド○○キしてきて固まることしか出来なくなった時、












店員「お熱いところ申し訳ございません、注文をお伺い致します。」








店員さんが少し微笑みながら来た。











『っあーー！ごめんなさい！！この石垣牛のイチボ2つでお願いします！』












店員「かしこまりました。」













玲王「焦りすぎ」














『玲王がいきなり変なことするから！！』













玲王「仕方ないだろ」














『いや何が』








＿＿＿＿＿＿＿＿＿






玲王「トイレ借りてくる」












『はーい』













『(来た！！！！このタイミング！！)』












『店員さん、すみません。アレ、お願いします』

14→←12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す