episode4-期間限定スパイが脅威と戦う件。 ページ5
『僕..?』
ゾ「そうAちゃん。なかなか強いみたいやからな」
そう言ってニヤニヤしながら告げるゾムの目は爛々と輝いていて。
それを見たAは恐怖と好奇心でぞくり、と期待に満ちた表情で相手を見据えていた。
『ええやないですか...やりましょうよ。』
ゾ「良い表情しとるやん。その綺麗な目が敗北の色で満ちるのが楽しみやなぁ...」
シ「ゾム只でさえ強いんやから手加減したれよ??!」
ゾ「はぁ??直ぐ負けたお前らに言われとうないわ。手加減はこの際無しや。」
シ「あ"??!」
と話していた瞬間。
ｷｨﾝｯ!!
『....やっぱりそうですよね。』ﾆｨ
ゾ「気付いてないと思ったんか??殺気駄々漏れやったで。」
もう戦いが始まっていると言わんばかりにAが切りつけにかかってくる。
それを即座にガードするとお互い激しい金属音を鳴らしつつ切りつけようと必死だ。
その俊敏な動きに観ている者達は唖然とするだけで。
数十分経つとようやく勝負は決まって。
ゾ「ｯは、ｯは...!!」
『ｯく!』
結果はゾムの勝ちだった。
『うぎゃー負けた〜』
ゾ「その割嬉しそうやん」
『そりゃそうですよ』
楽しかったですもん。そう言って無邪気な笑みを浮かべる彼女を見てふ、と笑うと
相手の頭をくしゃ、と撫でて。
またやろな。と笑ってやるとより一層輝かしい笑顔が返ってくる。
その笑みは本当にグルッペンの従妹か、と言いたいくらいで。
そうこうしてると子犬組が降りてくる。
コ「Aちゃんすっごいな!!あのゾムと互角なんて!」
シ「すっごい速かったしな!」
『ありがとうございます〜』
そう微笑む少女は、最高級なまでに、嬉しそうに笑っていた。
episode5-期間限定スパイは案外ビビりな件。→←episode3-期間限定スパイは手合わせを申し込まれた件。
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いちの。(プロフ) - おにぎりさん» ありがとうございます!!現在一話と二話更新中なのでお楽しみにどうぞ! (2017年8月24日 10時) (
レス) id: d8072145fd (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - コメント失礼します。小６でロリコンで従妹！？これからの展開楽しみにしてます！。ゆっくりでも大丈夫なので更新頑張ってください. (2017年8月24日 8時) (レス) id: d90722d3f3 (このIDを非表示/違反報告)
いちの。(プロフ) - ありがとうございます!!これからも頑張りますね! (2017年7月29日 7時) (レス) id: d8072145fd (このIDを非表示/違反報告)
ストロー(プロフ) - 面白かったです！ (2017年7月29日 7時) (レス) id: c775c74e51 (このIDを非表示/違反報告)
いちの。(プロフ) - どうやって消せば良いのですか?初心者なのでよく分からなくて... (2017年7月28日 17時) (レス) id: d8072145fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちの。 | 作成日時：2017年7月28日 8時
