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特別警報1 ページ21

ある日の帰り道。


いつものように校門を通ると、少し遠くに人だかりが見えた。


でもその人だかりの視線の先には、ポツンと一人立つ女子高生が見えた。


制服を見る限り他校。ただそれがどこの高校かは分からない。


まあ私には関係ない、とその人だかりと反対方向、駅に向かって歩き出す。





「待ってください尾崎さんー!」





今ものすごく遠くから私のお名前呼ばれた気がする。


思わず立ち止まっちゃったけど、この高校に少なからず尾崎さんはあと一人いる。


いやでも確かその尾崎さんは今部活で......。


いつの間にか歩き出していた私の背後からは、なぜか駆けてくる足音が聞こえる。


なんなんだと振り返れば、あの他校生が走ってくるではないか。


思わず後ずさるが、尾崎さんって絶対言ってるし、その方向に尾崎さんは私一人。


つまりあの子は私の方に向かってきている。





立ち止まって待っていると、その他校生は私の目の前で立ち止まった。


息を整え終わるのを待ち、ついでに第一声も待つと、息を整えた他校生の第一声はこれだった。





「私、きちんと呼んだのに、酷いですよ......」





「あ、すいません......」

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帝@シーチキン - 本当でした!すいません、わざわざありがとうございます!すぐ訂正しますね (2016年7月31日 16時) (レス) id: d212f37b7b (このIDを非表示/違反報告)
大空♪(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!あと、5飛ばしてますよ! (2016年7月31日 16時) (レス) id: 64041b24cb (このIDを非表示/違反報告)
帝@シーチキン - ありがとうございます!すごい自信になります!きちんと応えられるよう頑張ります! (2016年7月31日 13時) (レス) id: d212f37b7b (このIDを非表示/違反報告)
美鶴(プロフ) - この作品大好きです!頑張ってください! (2016年7月31日 13時) (レス) id: 99a34cabf8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:帝@シーチキン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/MikadoSiic1/  
作成日時:2016年7月30日 12時

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