ゆらり、くらり、恋心。 4 〜鈴木達央〜

sweet sweet days * 130 ページ39

達央side





鈴「ん〜っ。」


両手を上げ大きく体を伸ばす。




ここら辺で少し休憩をとるか。




時計を見るともう深い時間。



でも、もう少し今日は作業を進めたいから。



明日は昼からだったし。



鈴「大体進んだんだけどな。」



ここ数日、寝る間を惜しんで作っているAへの曲。


YORKE.は約束通り、Aのデザインで、グッツを作ってくれた。



まぁ、Aの名前で出すことはできないから、裏にイニシャルを隠すように入れただけなんだけど。



鈴「どうしよっか.........。」




作るのは、作ったらいいんだけど....。




それをどうやってAに届けるかだよ。




鈴「どうやって呼んだらいいのかよ.......。」





いまだに連絡がなく、俺にはどうしようもできない。





鈴「信長たちを呼んで、そのついでに楓さんに渡してもらうか。」





そうするしかないけど、Aが来てくれるかはわからないな。





忙しいだろうし、わざわざ来てくれるなんかわからないもんな。




鈴「今はとりあえず.....。」





曲作りに集中しよう。

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