ゆらり、くらり、恋心。 〜鈴木達央〜

sweet sweet days * 27 ページ31

Aside








A「楓、気になる人がいるトキってどうすれば良いの？」





楓「はぁ？」





こんばんわ、橘です。




達央さんとお近づきになって数日後の今日。




楓の家で鍋パしています。





楓「Aが男の話をするなんて珍しい。で、前言っていた人？」






A「うん、達央さんっていう人。」






私がその名を出した瞬間、楓の手が止まった。





楓「達央さん.....?」





A「うん、そうだけど？」






何だろう、さっきまで手が止まることのなかった手が止まっている。





楓「そっか、うん。そうなんだね。」






A「え、何？何ナノ？」






楓「うん、こっちの話。それより..............。」







A「楓っ！！？」






あれ.....。





楓は私を置いてどこかへ...。






楓「ほら、あった。これ。」





そう言って楓が差し出してきたのは。






A「アニメ....?」





アニメのDVDだった。

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