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*
突然ドアが開いて、誰かが入ってくる。
ゆっくりとした足跡やしわがれた声からして、きっとこの図書室の司書さんだ。
「.......思い違いか。少し作業をしていくか。」
図書準備室にいるあたしたちの存在には気付いていないようだ。
「神童く、」
話しかけようとしたあたしの口を止めたのは、神童くんの細長い人差し指。
静かに、ってことなのかな。
うんうんと首を縦にふるあたしを見てクスリと笑うと、そっと指を離す神童くん。
こうやって近くで見ると、霧野くんと並んで学年、いや学校の人気者と言われる理由がよくわかる。
柔らかな髪の毛に端整な顔立ち。
霧野くんに、似てる。
そっと息をひそめながら、ふと思い出す。
サッカー棟で先生に見つからないように、霧野くんと手をつないでやり過ごした、あの日のことを。
なぜだか、涙が出そうになる。
もうあの日には、戻れないのに____________
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スコッティ(プロフ) - 瑞稀@アニメLOVEさん» 倉間くんがかわいそうなことになってしまいすみません（；＿；）今後の展開にご注目ください...！ (2015年8月24日 8時) (
レス) id: 10ab9a26b5 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀@アニメLOVE(プロフ) - あぁぁぁぁぁ.....倉間くんが... (2015年8月22日 15時) (レス) id: f15516dc05 (このIDを非表示/違反報告)
大原茉莉耶*(プロフ) - スコッティさん» 楽しみにしてます!!ヾ(o´∀｀o)ﾉ (2015年8月21日 15時) (レス) id: 4641d390dd (このIDを非表示/違反報告)
スコッティ(プロフ) - 大原茉莉耶*さん» 嬉しいお言葉（；＿；）ありがとうございますっ！これからも頑張りますので、よろしくお願いします！ (2015年8月21日 0時) (レス) id: 10ab9a26b5 (このIDを非表示/違反報告)
大原茉莉耶*(プロフ) - 初めまして！この小説初めて読みましたが、1日で全部呼んでしまいました＾＾霧野君好きの私にはたまらない小説でした！更新楽しみにしてます！ (2015年8月19日 20時) (レス) id: 4641d390dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スコッティ | 作成日時：2015年8月1日 23時
