推しを体調不良にしようと思います【stpr】

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ジェルside
今日は絵師さんとの打ち合わせ。だけど会議もある。一応なーくんに行っとくか。多分莉犬のTwitterについての緊急会議だけど。あんなデマ、早く放送で嘘です、って言わなあかんな！

打ち合わせ中
「そういえば、莉犬さんのTwitterってご覧になりました？」
やっぱり広まるよな。
「見ましたよ。乗っ取りか何かだといいんですけどね。今日会議して明日くらいには放送できるといいんですが。」
「それって私と打ち合わせして大丈夫ですか！？」
え？
時計を見る。
会議開始時間3分前っ…
「だいじょばないですね…」
「え！？今日の所は早く会議言って下さい！」
机の上のドリンクを飲み干し、千円札を机の上に置いてありがとうございます、と言いながら走り出す。
しばらく走って、インターホンを鳴らす。ドアを開けてもらい、とりあえず中に入る。
「ほんとにゴメン！」
普通の会議ではなく、特別な会議。
しばらく頭を下げていると、莉犬がいない事に気が付いた。
頭を上げる。
「あれ、莉犬は、」
と聞くとなーくんが口を開いた。
「抜けたよ」
いつもの声じゃない、もしかしてあのツイートを信じてる？
「デマの可能性は無いんか」
ボソリと口に出した。
莉犬に限ってそんな事しない。
「莉犬はそのことを認めたんか」
皆が反応する。
認めてないのに、なんで_
「俺は莉犬探し言ってくるから。」
玄関を抜け、走り出した。

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