Share House in 7color10

双子の喧嘩10 ページ13

二階堂side

千賀、熱高かったんだ…

あいつ悩んだりするとすぐ熱出しちゃうから…

なのに俺のことでたくさん悩ませちゃった…

ほんとごめんな…




トントン

横『ご飯出来たけど…あ、2人もいた。ニカ大丈夫？』

二『うん、横尾さんありがとう』

横『顔色は大丈夫そうだね。…で、夜ご飯出来たんだけどどうする？』

二『ここで食べる』

北『あはっ俺は別にここでもいいよ』

藤『俺も。じゃあ運ぶの手伝うよ』

横『太輔ありがと。あ、健永のもあるから起こせそうなら起こしといて。』

北『あーい。』

千賀起こすの！？

早く起きないかなーなんて思ったりしてたけど、起こすとなるとちょっとまだ心の準備が…！←


北『千賀ー。起きるー？』

二『』ﾄﾞｷﾄﾞｷ

千『…んっ…んー……ミツ？…………あ、』

二『あ、』

目が合った…

どうする？！
なんて話しかける？！

千『……あ、の…ニカ、大丈夫？』

二『…う、うん。えと、…千賀は…どう？』

千『だいぶ…』

二『そ、っか』

北『お前らなんでそんなカタコトなんだよ。笑』


千賀から話しかけてくれた…

俺もちゃんとしなくちゃ。

伝えたい事。伝えなきゃ。


二『千賀っ…あのさ、』

千『う、うん…』

二『あの時は本当にごめん。言いすぎた。』

千『ううん、俺の方こそごめんなさい。俺も言いすぎた。』

二『俺とユニットやってくれる…？』

千『うんっもちろん！俺ニカじゃなきゃ無理だもん！』

千賀…

二『あ、ありがとう…ｸﾞｽｯ』

千『わっニカ泣かないでぇ。こっち来て？』

二『？…ｸﾞｽｯ』

ぎゅっ

二『ちょっ…千賀…』

千『ニカ大好きだよ』

二『うん…』



北『あのー、お二人さん。俺を忘れてませんか。』

二千『あ。』

北『おい。てかもう抱きつくのはやめて離れろ。』

千『何？ミツ寂しいの？』

北『ちげーよ！』

二『ミツも入れてあげる』

グイッ

北『ちょっおいっうわっやめろぉ』

千『あはははっミツ〜好きだよ〜』

二『俺も〜』



ガチャ

藤横『何してんの。』

北『助けて…』

千『あ、いい匂いする』

二『ほんとだ』

HUG TIME 終了ー。


みんなでご飯を食べて、千賀も無事に次の日には完全復活。

俺らの曲、いい曲にするぞー。


終

俺らを頼ってね→←双子の喧嘩9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す