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Fくんのノロウイルス5 ページ5

北山side

病院に着くといつもの先生のところに連れていかれた。

医者『症状は？』

藤『腹痛と吐き気です…』

腹痛は車の中で治まったらしく、今は特に症状がなく、淡々と医者の問に答える藤ヶ谷。





医者『検査した結果、感染性胃腸炎いわゆるノロウイルスですね。』

藤『ノロウイルス…』

あぁやっぱり。

横尾さんすげぇ。

医者『今日が症状が出てから2日目ということなので、明日くらいには症状は収まるかと思いますが、少しでも和らげる薬を出しておきますね。』

藤『お願いします…』

医者『水分と栄養補給を忘れずにね。お大事に。』

藤北『ありがとうございました。』






北『横尾さんただいま。』

藤ヶ谷をベッドに連れてってから横尾さんに報告。

横『おかえり。どうだった？』

北『横尾さん当たってたよ。ノロウイルスだって。』

横『そっか…。』

北『俺これから仕事なんだけど…』

横『あぁ俺が看るよ』

北『ごめん、ありがとう』

横『北山疲れてない？大丈夫？』

北『大丈夫。じゃあ用意してくるね。』



ベッドで寝ている藤ヶ谷の部屋に顔を出してから仕事に行こう。

コンコン

北『藤ヶ谷入るね。俺これから仕事なんだ。ごめん。』

藤『仕事なのに色々とごめんね…』

北『気にするなって。横尾さんが代わりに看てくれるから安心して。』

藤『ごめん、ありがとう…』

北『じゃあな。』

藤『行ってらっしゃい』

俺は仕事へと向かった。

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