最年長はインフルエンザ3 ページ29
北山side
ガチャ
とドアが閉まる音が聞こえた。
北『…ふじ、がや…?』
周りを見渡すが誰の姿も見えない。
どこ行ったの?
どこにも行かないって言ったじゃん…
嘘つき…
戻ってきてよ…
置いてかないで…
もう我儘言わないから…
北『ウッ…ウー…グズッ』
こんなことで泣きたくない。
なのに涙はポロポロと溢れ出てくる。
北『ふじっがやぁ…グズッ…ウー…』
ガチャ
藤『…北山?どうした!?』
北『ふじがやぁ…ウー…グズッ…ごめ、なさいっ…わがまま…グズッ…いわないからっグズッ…おいてかないで…グズッ…ウー…』
藤『』ぎゅ
一瞬何が起こったのか分からなかった。
しかし、すぐに覚えのある温もりを感じた。
あぁ、俺今抱きしめられてるんだ…
藤『ごめん…不安にさせちゃったよね…ごめんね…』
北『…ッ…ウー…グズッ…ウゥー』
少し収まっていた涙がまた溢れ出てきた。
藤『…北山…病院行こう』
…なんでそうなる?
…あ。
わがまま言わないからって言っちゃったじゃん。
俺何言ってんだよ。
くそ。
俺は有無を言う前に病院へと連れていかれた。
結果はインフルエンザ。
最悪。
藤『俺マネージャーとみんなに言っとくね』
北『ごめん、なさい』
藤『なっちゃったもんはしょうがない。』
そう言って頭をポンポンと撫でてくれた。
俺は藤ヶ谷の優しさに包まれてまた眠った。
325人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぃた(プロフ) - りりさん» お久しぶりです!そう言っていただけると嬉しいです(><)ありがとうございます! (2019年7月18日 13時) (レス) id: 74204e0c16 (このIDを非表示/違反報告)
りり - お久しぶりです。素敵な素敵なお話ありがとうございます。ニカちゃん可愛すぎました!最高でした。ありがとうございました。 (2019年7月18日 1時) (レス) id: e5bd50a8cc (このIDを非表示/違反報告)
みぃた(プロフ) - Kis-My-Ft2 M担さん» リクエストの順番が前後入れ替わったりしている為、お待たせしてしまいすみません。 (2019年7月5日 8時) (レス) id: 74204e0c16 (このIDを非表示/違反報告)
Kis-My-Ft2 M担(プロフ) - 忘れてるかもしれないのでもう一度書いておきます 宮っちが40度の高熱を出したけど仕事だったから行かなきゃと思い階段を降りようとするがふらついて落ちてしまい意識を失う、それをオフだった玉が気付いて仕事は休むことを連絡して看病するのをお願いします (2019年7月5日 2時) (レス) id: eaac4dbb25 (このIDを非表示/違反報告)
みぃた(プロフ) - u/jさん» はじめまして!リクエストありがとうございます。了解致しました! (2019年6月23日 22時) (レス) id: 74204e0c16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みぃた | 作成日時:2019年6月18日 21時