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甘え下手なTくん4 ページ11

宮田side

玉は隠してるっぽいけどこの前からやっぱりなんかおかしい！

最近の玉は玉じゃない。


俺は楽屋で2人きりのタイミングを見計らって直接聞くことにした。

宮『玉〜』

玉『何』

宮『最近調子悪そうだけど熱あるの？』

玉『は？熱はないけど』

宮『熱は？じゃあどっか悪いの？』

玉『…』

宮『無視しないでよ〜』

玉『別に…』

宮『えー？なんでも言って？俺玉が心配。』

ねーねーとしつこく話し掛けてると、折れてくれた

玉『…熱はないけど、体が熱くて…だるい…』

宮『それっていつから？』

玉『忘れた…もう2週間くらいは経ってる』

え…

そんなに長い間ずっと1人で抱えてたの

俺が気づいてからもうすぐで１週間経っちゃうから焦ってたのに、もっと前から調子悪かっただなんて…


玉『はい、もうこの話はおしま…』ﾌﾗｯ

椅子から立ち上がろうとした玉が倒れかけた。

咄嗟に俺が支えたから倒れずにはすんだけど…

玉『…ごめん…立ちくらみした…』

宮『大丈夫？』

玉『大丈夫大丈夫。ただの立ちくらみだから』

宮『そっか…』

玉『ね、飲み物買いに行こ』

宮『うんいいよ』



この時もう少し安静にさせとけばよかった。

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