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Tくんのアレルギー5 ページ5

北山side

俺と宮田は一緒に救急車に乗った

玉は病院に着くなりすぐにどこかへ運ばれてった


宮『玉…』

北『大丈夫。玉なら大丈夫。』



しばらくすると4人がやってきた

千『玉は！？』

北『運ばれてった』

横『なんでこうなったのか、北山と宮田はわかってるんだよね？教えてくれる？』

北『…玉はアレルギーなの』

藤『えっ』

北『エビのアレルギーなの…』

二『嫌いなだけかと思ってた…』


そう玉は俺と宮田にしかアレルギーのことを伝えてなかった

俺に打ち明けられた時、みんなにも言っといた方がいいと言ったのに、玉は拒否した

…ほらやっぱり言っといた方がよかったじゃん…

千『なんで言ってくれなかったの…』

だよな…

俺がこっそり伝えようかと何度も思ったけど、
玉は心配かけたくないからエビを食べなければいいんだからって…



看護師『部屋入ってどうぞ』

北『あ、はい』

中に入るとぐったりとして呼吸マスクを付けている玉がいた

宮『玉ぁ…』

玉『みん…な…ごめ…ん……俺…エビ…アレルギー…なの…』



…………



この沈黙を破ったのは

横『なんで言ってくれなかったんだよ！』

横尾さんだった

藤『ちょ、わた…』

横『メンバーだろ？この7人でずっとやっていくんだろ？なら隠し事はなしじゃん！』

普段噛み噛みの横尾さんが1度も噛んでない… ←

玉『ごめっ…なさい…』


二『で、でもほんとびっくりしたよぉ！』

千『な！もうエビ食べんなよ！俺らも気をつけるようにするし！』

二『うんうん！』

宮『みんなで玉を守ろう！』

玉『あり…がとう…』


…こういうときの弟組ってすごいよな

北『今日は様子見で入院らしいけど明日には退院だって。だから俺らはもう帰るぞー』

二千『えーー』

宮『俺玉と寝たーい』

北『もう面会時間終わりなんだよ！笑』

藤『じゃあな玉。おやすみ』

北『おやすみ。ほらお前らも行くぞ』

二千宮『はーい…玉おやすみ〜』

玉『うん…おやすみっ…』









次の日無事退院した玉は宮田にベタベタされ、
嫌そうにしながらも嬉しそうだった

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