元会社員、忍たまの世界で奮闘する 3

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〜次の日〜


佐藤「A、今日も来ないのかな....」


渡辺「寂しいよなぁ....」


タカ丸「早く来て欲しい....」


みんな、心配しててくれたんだな....嬉しいな。


A「.....」


ひょこっと教室の扉から顔を出した。


三人「！！」


佐藤「A！！！」


A「お、おはよ....」


教室に入ると


渡辺「Aー！！」


タカ丸「Aー！！」


A「ちょ、たんま、たんま！！」


ドサドサっと俺の上に降ってきた。抱きついてきたか。


渡辺「もー！心配したんだぞ！！」


タカ丸「元気になってよかったぁ！！」


佐藤「A〜！！」


A「....ありがとう」


嬉しい....自分がこんなに仲間に恵まれてたと思うとな。




A「.....そろそろ離してくれない？」


重い。


佐藤「うるせぇ、どれだけ心配したと思ってんだよぉ....」


渡辺「もう少し、抱きしめられてろよ」


タカ丸「そうだよ」


A「はぁ....ま、いっか」




須藤「おやおや」


教室に入ってきた須藤先生。くすくすと笑いながらこちらを見ていた。


A「先生、体痺れてる」


須藤「まあ、二週間近く教室に来てなかった訳ですし、いいんじゃないですか？たまには。今日は授業やる予定無かったですし。遊んできていいですよ」


佐藤「まじ！？A！！校庭行こう！！俺と手合わせしようぜ！！鈍ってないか見てやるよ！」


A「ああ、いいぜ？鈍ってねぇからよ」


渡辺「俺もやる！」


タカ丸「俺も！！」


四人で校庭に向かった。


須藤「ふふっ、あれでこそ私のクラスです。Aがいないと、あの子たちも元気がないですからねぇ....」


校庭に出て、手合わせを始めた四人を見て、私は、そう呟いた。

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