元会社員、忍たまの世界で奮闘する 3

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A「えー、洸、清。俺達の目の前に五年生がおっかない顔して迫ってきています。どうしますか。そして、思い当たる節がありません」


佐藤「逃げましょう。きっと、赤ちゃんの件です」


渡辺「あーゆうのは、逃げるが勝ちですよ。Aさん」


A「では、三方向に別れましょうか」


俺が真ん中、清が右、洸が左。


A「生きて会おうな」


佐藤、渡辺「おう」


走った。





A「どう別れるんかな....」


走りながら、後ろを見ると....


兵助「......」


A「っ！！！」


死ぬ.....嘘だろ！五年生で一番早い久々知先輩だぜ！？


兵助「待て！！」


A「絶対待ちません！！！」


死ぬ死ぬ死ぬ！！速っ！！！


校庭のあっちこっちを走り続けた。





A「はぁー、はぁー....ま、まけ、撒けた....」


死ぬかと思った.....


ぐぅぅ.....


A「腹減った.....」


ぺしょっと女の子座りをしたA。


A「腹減った.....」


燃費の悪いAには、キツイようです。


立花「A、食べるか？」


スっと口元にお団子を出された。


A「！いいんすか？」


立花「ああ」


A「んっ」


立花先輩の手を持って、そのままお団子を食べた。


立花「！！美味しいか？」


A「んまいです」


幸せそうな顔して、もぐもぐと団子を頬張るA。


小平太「A！！これも食え！！」


長次「これも....」


それを後ろから見てた、ろ組の二人。


A「あ....ん」


七松先輩が差し出した、お饅頭、中在家先輩が差し出したどら焼きを食べた。


立花「ふむ....留三郎の言った通りだな。燃費が悪いのは本当らしい....」

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