人気者の裏の顔は..... 2

件の出来事。5人の目線 ページ4

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俺達には前世の記憶がある。いや、思い出したってのが正しいか....

朝、Aの話と1時限と2時限の木下先生の話を聞いて、頭に電流が走ったように思い出した。


覚えてなくても、俺達はAをもう二度と、手離したくない....


雷蔵「僕は、思い出して欲しくない....辛い記憶なんだもん....」


竹谷「俺も....」


三郎「俺は、どっちでも....」


尾浜「木下先生の話を聞いて、Aの眠ってる前世の記憶が目覚めつつある....」


兵助「俺は、もう二度と手放す気は無いよ」


三郎「それは、俺達だって一緒だよ」


自分の身を呈して、俺たちを守ってくれたA

もう、離さない。誰のものにもさせない。俺達の、大切なA.....


竹谷「そういや、最近三郎、煙草吸わなくなったな。どうしたんだ？」


三郎「ああ、口が寂しくなったら、Aにキスしてるからな」


4人「はぁ！？！？」


雷蔵「三郎、どういうこと？」


三郎「Aに煙草止めろって言われたから、キスした」


尾浜「おまえ、Aのファーストキス奪いやがって.....」


兵助「セカンドはまだ.....」


雷蔵「2回目は僕.....」


竹谷「は、何してんの？」


雷蔵「起こされて、キスした」


尾浜「まだ、サードが....！！」


兵助「俺が.....」


竹谷「俺が！！」


3人「貰う！！」


Aのキスを巡る話に変わった。


まあ、ここにいる全員が思ってるだろう。

次、Aが俺たちから離れたら、閉じ込めよう。俺たちしか見れないように....俺たちしか見ないように.....


三郎「ふっ.....」


尾浜「あ〜、たのしみっ」


5人はとても黒い笑みを浮かべていた

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