ある日、突然、好感度が見えるようになったご！！ (ページ34)

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健康診断もどきページ34

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数馬「伊作先輩、呼んでくる」

A「おう！」

数馬が伊作先輩を呼びに出てった。

A「っ....はぁぁぁ....」

いってぇ....

我慢してたけど、刺されたところズキンズキンする....

A「っ、ふー....」

布団の上から、太腿を握った

作兵衛「傷、痛いのか？」

A「っ！！作兵衛....」

気づかなかった....

三之助「痩せ我慢するなよ」

左門「痛いなら、我慢しては行けないぞ」

藤内「でも、本当に、生きててよかった....」

孫兵「おかえり、A」

医務室の襖から作兵衛以外の三年生が出てきた

A「ただいま！」

笑顔で両手を広げると、皆が飛びついた

孫兵「もう、居なくならないでね....」

作兵衛「次、居なくなったら、殴るからな....」

三之助「ばか、Aのばか....」

左門「ほんと、大バカなんだぞ....」

藤内「僕達から、離れないで....約束して」

A「....うん。約束する」

なんか、違和感を感じた。皆から出る雰囲気が怖くはないんだけど、変な感じ....

ま、いっか

数馬「あれ、皆」

伊作「A！大丈夫？」

A「はい！大丈夫っす！」

伊作「足、痛いんでしょ」

わー....バレとる....

A「あー、はい。少し....」

伊作「包帯、巻きなおそっか。足、見して」

A「あい」

布団から足を出して、見した

伊作「....気づくのが遅かった」

A「へ？」

伊作「毒....A、痛いけど、我慢しててね」

A「はい？....うわ！！先輩！何してんすか！？」

太腿の包帯を外して、太腿に吸い付いた

伊作「ん....」

A「い"っ....いっだいっ...！！」

数馬「！伊作先輩、手拭いと薬です」

伊作「ん...ありがと」

そう言って、また太腿に吸い付いた

A「せんぱっ、痛いっ、いたいっです！」

ぢゅるるるっと音を立てて太腿に吸い付く伊作先輩。

擽ったいより痛いが勝ってる。

作兵衛「....毒か」

数馬「うん」

三之助「だから、あんなに青く....」

そう。包帯を外したAの太腿は青紫色になっていた。

A「痛いっ！！う"ぁ"っ！！」

ぎゅーっっと布団のシーツを力強く握った。

伊作「ん....はぁ...」

口に、血が着いてる....なんか、南蛮の....確か、吸血鬼だっけ....みたいだな