ある日、突然、好感度が見えるようになった ご！！

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忍術学園へ帰ってる途中


A「んん....だ、れ？」


長次「A！起きたか？」


A「な、か、ざいけ、せんぱい...？」


帰還途中、伊作の不運が怖いため、長次の腕へ移動していたA


A「な、んで...？」


長次「怖かったな....もう、大丈夫だからな」


こつん...とおでこを合わせられた


A「えへへ....ちょ、じ、せんぱい....」


ぎゅーっと抱きついた。


長次「よく、がんばったな....もう少し、休むといい」


A「は....い....」


眠った。


雷蔵「本当に、何もされなくて、よかった....」


長次「ああ、襲われていたら、トラウマになってたかもしれないからな....」


雷蔵「ええ、本当に、無事でよかった....」


タソガレドキの忍装束に包まれたAを抱きながら、忍術学園へ帰った。









〜医務室〜


ごり、ごり....


石の音....


ごり、ごり....


なんか、落ち着くな....



A「ん.....」


ぱちっと目を覚ますと、見慣れた天井が見えた。

ふと、横を見ると....


A「ぁ....か、ずま....」


数馬「！A！！よかった....」


A「おれ、なんで....」


数馬「身体は大丈夫？痛くない？太腿、刺されたんでしょ？大丈夫？」


A「へへっ、数馬、心配しすぎだよ....大丈夫....太腿は少し痛いけど、元気だよ」


数馬「ほんとに、心配したよ....」


ぽた、ぽた....と顔に雫が当たった


A「かずま？」


数馬「もう、あえない、かと、おもった....しんじゃったかと、おもったっ....」


不安に、させちゃったな....


A「数馬、ごめんね？心配かけて、もう、大丈夫」


起き上がって、ぼろぼろと涙を流す数馬の目元を優しく拭った


数馬「もう、居なくならないで....」


A「数馬....」


ぎゅーっと力強く抱きしめられた。


A「居なく、ならないよ。絶対に」


数馬「約束、だよ」


A「うん。約束する」


ぽんぽんと数馬の背中を撫でながら、言った。

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