とある忍たまは隠れていたい ２

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夏目「楽しそうだね。俺も混ぜてよ」


綾部「げ.....」


タカ丸「わ、うそ.....」


歪む視界と回らない頭で、声のした方向を見た。


A「るい、せんせ......」


夏目「酷いなぁ、A....そんな可愛い格好してるのに、俺のところに来ないなんて」


そう言って、拗ねたように唇を尖らせた。


A「ひ、にゃ.....」


夏目「ふふ、かわいい」


俺の人間の方の耳を撫でた。


類先生、笑顔なのになんか怒ってる.....

変な威圧感がある.....


夏目「Aは、俺と行こうね」


A「へ？」


夏目「拒否権なんてないし」


A「っわっ！？」


ひょいっと抱き上げられた。



夏目「俺の可愛い子を取ろうとするなんていい度胸してるね」


綾部「過保護」


タカ丸「モンペガチ勢.....」


夏目「別にいいもん。Aが俺を一番と考えてくれるだけで」


平「ですが.....」


Aは、尾浜勘右衛門先輩に口吸いをされていた。


それは言った方がいいのか、やめた方がいいのか.....


どちらにせよ、Aは大変な思いをするだろう。


夏目「ですが、なに？」


平「いえ、なんでもないです」


田村「私達もAと遊べて楽しかったです」


夏目「ふーん？じゃあ、行こうか」


A「あー.....」




先生に連れていかれた。

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