とある忍たまは隠れていたい ２

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A「っ、に、ゃ......」


立花「ほう？これは興味深い。撫でられて気持ちいいところは、猫と同じになっているのか」


そう言って、俺の喉をコスコスと撫でた。


A「や、ひ、にゃ.....」


顔が熱くなっていくのがわかる。


食満「ふはっ、涙目になってんぞ」


A「っ、ふ、ぁ....///」


俺の目元を拭い、優しく背中を撫でた。


背中がビリビリする.....


俺の中の何かが、ドロドロと溶けていくような感覚がある。


七松「顔が蕩けているな！」


長次「もそ」


A「っ、に、ぅ....や、にゃ....////」


頬や頭を撫でられた。


潮江「ふっ、猫と変わらんな」


伊作「かーわい」


A「っ〜〜〜〜っっ！？！？///」


伊作先輩にしっぽを触られた瞬間、身体に電撃が走ったように痺れた。


A「ふ、にゃあ.....////」


くらりと力が抜け、立花先輩の胸元に倒れ込んだ。


立花「しっぽが弱いのか」


A「はぁ、は、ぅ......////」


伊作「あはっ、顔トロトロ」


あぅ......


なんだ、これ.....


頭が、ぐらぐらする......



なにも、考えられなく......



溶けちゃう、溶けちゃうよ.......



A「っ、にゃああっ！！」


立花「おっと」


立花先輩を押し飛ばし、部屋の外へと逃げた。



伊作「あーあ、逃げられちゃった」


立花「ま、しょうがないだろう」



残念そうに話すくせに、ニヤリと笑う六年生であった。

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