感情が"視える"不思議な子 ２

熱中症？ ページ11

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夏祭りが終わり、夏休みも終わりました。

新学期そうそう、色んなことがあってドタバタでした。



A「っ、ふぅ......」


火薬庫の中で、ペタンと座った。


猛暑が終わったとはいえ、暑い.....

僕は当番ということもあり、火薬庫の中で休憩をしています。


午前中は実技、午後も実技ということでとても疲れました。


放課後は委員会の当番だし.....

休む暇がなかったです....



A「火薬庫、涼しいなぁ.....」



ここは夏も冬も涼しいから、夏は重宝するし、冬は地獄。


A「はぁ......」


暑いなぁ.....


そういえば、今日あまり水分取れなかったな.....


日差しもいっぱい浴びたし.....


すごく疲れた.....



A「ん、あれ....？」


瞑っていた目を開けると、ぐるぐると視界が回った。


A「なんか、手が痺れる......」


ポスリと火薬庫の地面に倒れた。


A「地面、気持ちいい......」


昨日の夜更かしして、朝寝坊しちゃったから.....少しここで休もうかな....


A「んぅ.....」


そう思ったら、直ぐに意識を失った。




タカ丸「ぅえ！？A！？」


火薬庫に用があり、中に入ったタカ丸さん。


横になってるAを見つけ、駆け寄った。


タカ丸「うわ、顔赤い！！あつ....熱ある！？」


しかもこの忍び装束、冬用だ！！


この学園の忍び装束は、夏は薄く、冬は少し厚めにできてる。


タカ丸「い、い、医務室にっ！！」


Aを抱き抱え、医務室に走った。

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