今日も今日とて推しが尊い！！

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A「ふっかーつ！！うぇ、ゲホッ！！」


超デカイ声出して、教室に入ったら、唾が気管に入って噎せた。


A「ボフッ、ゴホッゴホッ」


タカ丸「ああ、無理しないの！病み上がりなんだから！！」


平「馬鹿だ。なにをしている」


タカ丸と滝夜叉丸に背中を撫でられた。


A「死ぬかと思った.....」


綾部「風邪治ったからって、テンション上がりすぎ。ぶり返すよ」


田村「あほ」


A「てへ」


つか、何でこいつらが教室におるん？

タカ丸は、は組だからともかく、滝夜叉丸達はなぜ？


田村「高田先生が、私たちに用があるらしい」


A「ほうほう」


だからか。

この時期の用事は.......


あ！！

まだ来てないのいた！！！


四年ろ組に編入する、浜守一郎。

そうだった、忘れとったわ。


高田「おはよ！A、大丈夫か！！」


A「うぃー、元気でーす」


高田「よかった！！」


元気よく教室に入ってきた順ちゃん。

すごく清々しい。


綾部「順ちゃん、僕たちに用って何？」


高田「明日、編入生が来る！！」


他四年生「！！」


A「.....」


あー、やっぱり。

予想通りだ。


高田「だから、明日はよろしくな！」


四年生「はい／はーい」


高田「よし、授業をやろう！今日はまとめてやるからさ！席付けー！」


各々席に着いた。


A「ふぅ」


いつもの席に座り、外を見た。



浜守一郎。



来るの、ちょっと楽しみだ。




推しに会えるワクワクとは別に、不思議な気持ちになった。



早く明日になーれ。



そう思った。

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