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校庭。
A「お兄ちゃん!!」
利吉「?あ、A!と」
伊作「こんにちは。利吉さん」
利吉「こんにちは。で?なんで君は、Aと手を繋いでいるんだい?」
ニコニコと笑顔を張りつけたまま質問をしてきた利吉さん。
伊作「先輩と後輩の戯れですよ」
利吉「ふぅん?」
二人の間に小さな火花が散った。
利吉「A、おいで。抱っこしてあげる」
Aの目線までしゃがんで両手を広げた。
A「!うんっ!」
伊作から離れ、お兄ちゃんに抱きついた。
利吉「よっこいしょ。わ、重くなったね、よかった」
A「えへへ、お兄ちゃん!」
首に腕をまきつけ、ギューッと力強く抱きしめた。
利吉「本当に君は、かわいいね」
A「えへへ、くすぐったいよーっ!!」
すりすりとAの首にすり寄る利吉さん。
伊作「......」
その様子を真っ黒い笑みを浮かべたまま見ている伊作。
利吉「Aはかわいいね.....ん?」
A「?ひゃっ!」
お兄ちゃんに首を撫でられた。
利吉「この痕....鬱血痕だね。誰にやられたの?」
A「?うっけつこんって、なに?」
利吉「....君かい?」
伊作「なんのことですか?」
利吉さんに向けて、ニコッと笑顔を見せた伊作。
利吉「へ〜、君が付けたんだ。ふーん?」
A「お兄ちゃん?どうしたの?」
利吉「ん?なんでもないよ。A、少しいいかい?」
A「?うんっ!」
利吉「ありがとう。ん....」
A「ひゃあっ!?」
Aが頷いたのを見ると利吉さんは、Aの鎖骨に吸い付いた。
伊作「は??」
利吉「ん、綺麗に付いた」
A「なに、が?」
利吉「ふふ、なんでもないよ」
A「んん....」
ふわふわと頭を撫でられた。
利吉「A、今度はもっと楽しいことしようね」
伊作「!!ダメ!!」
A「わわっ!」
伊作に抱きしめられた。
利吉「ふふ、必死だね。じゃあA。また来るね」
A「ん」
おでこにちゅーされた。
A「ばいばい、お兄ちゃん!」
利吉「ん、またね」
お兄ちゃんが帰った。
伊作「さて、と....僕達も戻ろうか」
A「う、うん....」
伊作にどこかへ連れていかれたAであった。
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シロップ - 最近コメントできなくてすみません💦忙しすぎてタヒにそう(´;ω;`)ブワッ テス勉だりぃ… (2022年4月11日 22時) (レス) id: 27554dfe8b (このIDを非表示/違反報告)
シロップ - 颯でーす!さん» 一緒!私も明日実力テストだwww タヒは確定だから、夢小説見ちゃう(ΦωΦ)フフフ… (2022年4月11日 22時) (レス) id: 27554dfe8b (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 明日実力テストなのに見ちゃった(゚ω゚)テスト<夢小説⭐︎ もしやと思ってたらまさかの同い年!嬉しい!就活頑張ってね、私も受験面接頑張る… (2022年4月11日 3時) (レス) id: 822459577c (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす!(プロフ) - みたらしお餅さん» これからもっと、愛されるであろう!!ありがとう!!テスト頑張るっ!! (2022年4月10日 22時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - 尊い(泣)利吉さんも跡を…それに伊作と八左ヱ門に…尊すぎてぶっ飛びそう。主君!これからも愛されてね!(五年生対六年生!やったー!楽しみ!!あと、はやっち!テスト頑張って応援してるよ!! (2022年4月10日 22時) (レス) @page50 id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:颯でーす | 作成日時:2022年4月2日 19時