抜け忍の子、忍たまになる にん！

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A「戦、か......」


手当てが一段落した俺は、外に出た。


A「......」


壊れた水瓶、砲弾で穴の空いた壁。

散らばった竹束。


これはまだ、軽い方かな......


本当の戦は、もっと激しい。


怪我人だけで済んだのは、不幸中の幸いか......



A「？わ......」


木が空飛んでる。


A「綺麗だなぁ......」


面白い光景だけど......


乱太郎「っ！！」


A「乱太郎？」


トテトテと走っていった。





乱太郎「怪我した人ー！！手当てするので遠慮なく投降してくださーい！！保健委員からのお知らせでーす！！」







竹谷「あ〜....疲れた〜」


A「んむむ.....」


突然御堂に現れたはちに抱っこされ、足の間に座らされ、後ろから抱きしめられた。


竹谷「Aは、かわいいな〜、かわいいな〜」


A「んん.....」


むにむにとほっぺを揉まれた。


兵助「はち、はち！俺も！俺も、A抱っこしたい！」


竹谷「えー....まだダメ」


兵助「なんで！！はちズルい！！」


A「はち」


竹谷「ん〜？」


A「たのしい？」


竹谷「おう！楽しい！」


A「むむ」


わさわさと頭を撫でられた。


兵助「Aは、かわいいな〜」


A「み！んみゃっ.....」


竹谷「あ、ちょ、兵助！！」


ちゅ、ちゅっと兵助がほっぺにちゅーしてきた。


竹谷「ん〜」


A「んむむ.....」


はちがおでこにしてきた。


竹谷「あ〜、かわいい」


兵助「かわいいのだ」



甘々な三人です。

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