目立たない六年生 二！

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A「っ、ででで.....」


黒木「先輩、本当に大丈夫なのですか？」


A「へーき。うん。大丈夫.....」


今福「無理なされないでくださいね」


A「ん.....ありがとう」


二人の頭を撫でた。


黒木「.....」


今福「えへへ」


庄ちゃん、頭撫でると、表情が柔らかくなる。かわいい。

彦四郎、もう、かわいい。


いやね、昨日、伊作にマッサージしてもらっての今日。

腰痛全然抜けねぇの。ええ！？って感じ。

まだ、ダルいし.....


黒木「それより、首の怪我は平気なんですか？」


A「あ〜、うん。大丈夫」


利吉さんに付けられたキスマークやら噛み跡やら。まあ、そりゃ一日二日で？消える訳もなく？？包帯で隠しましたよね。ほんっとに、もう。


今福「お大事になさってください」


A「うん。ありがとう」


後輩は、癒しだ......


尾浜「遅くなって、ごめんなさーい」


三郎「すいません」


A「大丈夫。二人とも、お疲れ様」


尾浜「！先輩、その首どうしたんですか？」


A「あ〜.....ちょっと、切っちゃっただけだよ」


三郎「....そうですか」


A「それで、今日は何するの？」


尾浜「さあ？僕達も呼ばれただけで、内容は伝えられてないんです」


なにするんだろうか......


泉「みんな、集まったかぁ？」


A「いずみん！」


四人「泉先生！」


相も変わらず、酔っ払ってるよ.....ほずみーん....


A「それで、僕たちを集めた理由とは？」


泉「お前らさぁ、ハロウィンって知ってるか？」


三郎達「はろうぃん？」


ハロウィン.....あ、そうか。この時代じゃあ、南蛮の行事だから、馴染みがないのか.....


泉「Aは、知ってるのかぁ？」


A「あ、まあ、書物で少し.....あれですよね。死者に化ける行事」


泉「おう！そうだ！！」


尾浜「それで、それがどうしたんですか？」


泉「やるぞ！明日！！」


全員「明日！？！？」


A「いくらなんでも、急すぎない！？」


泉「だって、学園長先生がぁ.....」


三郎「服とかどうするんですか.....」


泉「用意してあるって！」


バサァアッと服が出された。


A「用意周到.....」

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