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食満「何であんなことをした！！！」
A「っ.......」
伊作「あの行動をして、蓮太郎が喜ぶとでも思ったの？」
A「っ！！！」
伊作の胸ぐらを掴んだ。
A「お前に.....お前に何がわかる！！！最愛の友人を亡くした俺の気持ちが！！」
伊作「分からない。けど、自ら死のうとするのは違うでしょ」
A「ははっ....お前らには、分からないだろう。いいよな。お前らは.....いつも隣に最愛の友人がいるんだからさ.....」
自傷気味に笑った。
パンッ！！！
暗い森に、乾いた音が響いた。
A「は、ぁ.....」
頬を押えた。
頬が、ジンジンと痛んだ。
伊作「いい加減にして」
A「は？」
伊作「君は、蓮太郎以外は友達じゃないの？仲間じゃないの？」
A「な、にを......」
なにを、言ってるの.....
伊作「僕は知ってるよ。君が、蓮太郎が死んでから人と関わりたくないと言いながらも、僕たちを何回も助けてくれたこと」
A「！」
小平太「私は、迷ってしまったところを助けてもらったな！」
食満「俺は、怪我した時手当してくれただろう」
文次郎「会計の仕事。俺がうっかり居眠りをしてしまった時、お前が会計の帳簿を付けてくれたんだろう」
立花「焙烙火矢の研究のヒントをくれたな」
長次「なんども、私達と出会う前から、本を沢山修補してくれたな.....」
伊作「僕も。何度も何度も、不運から助けてくれた」
A「！！」
こいつら.....なんで、そんなこと覚えてんだよ.....
小平太「お前は、独りじゃない！」
食満「少なくとも、俺達がいるだろ？蓮太郎がいなくて、辛いのも寂しいのも分かる。けど、俺たちだって、お前の悲しみを分かち合いたい。喜び合いたいんだ」
A「！！」
ああ.....こんなにも、近くに.......
A「ははっ、馬鹿じゃねぇの.....」
ぐしゃっと前髪をかきあげた。
伊作「さあ、帰ろう。学園に」
A「うんっ！」
六人「！」
初めて、心から笑えた気がした。
ああ.....暖かい.....
心が、ポカポカする.......
A「伊作、みんな」
立花「？どうした？」
A「ありがとう.....」
六人「どういたしまして！／どういたしまして」
蓮太郎が居ないのは寂しいけど、もう、大丈夫な気がしたんだ.....
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颯でーす！(プロフ) - オタクさん» ありがとうございます！この上なく嬉しいです！今、お仕事の都合でなかなか更新ができませんが、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (12月30日 7時) (
レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 颯さんの小説は、言葉では表せないすごさがある。 語彙力なくてすみません💦 (12月30日 1時) (レス) @page45 id: b1dc6a3759 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - 呼び方っていろいろあるよね！ (2021年11月2日 20時) (レス) id: ac40c5a431 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - まりもさん» 『〜っち』て呼ばれてた方だった！省略は今もかな！あと、友達とか親友とかに名字呼びとかだよ！ (2021年11月2日 20時) (レス) id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - みたらしお餅さん» マウンテンオスゴリラwwやばwいや、まじで、イロハスなんよ！「ねー、イロハス〜」とか、「い・ろ・は・す」て呼ばれてたwでもね、先生や男子は、それを知らない。女子だけ知ってるて感じで！ 友達に、コリコリ軟骨ととんがりコーンてニックネームのこもいたw (2021年11月2日 20時) (レス) id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：颯でーす
| 作成日時：2021年10月23日 20時
