"視える"編入生 肆

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雑渡「はい、あーん」


A「？あ〜」


口にちょこれいとう？を入れられた。


A「！！」


甘い。美味しい！


雑渡「どう？」


A「甘くて、美味しいですっ！」


キラキラとした表情で雑渡さんを見た。


雑渡「じゃあ、もう一個」


A「んっ！」


あーんされて、食べた。


んまい。


A「......？」


なんか、身体がポカポカする.....心臓が速い.....


A「は、ぁ......」


なに、これ......


雑渡「あ、言い忘れてたんだけど、その猪口齢糖って回春剤のような効果があるんだって〜。毒に耐性があれば大丈夫らしいけど、君は.....」


A「は、ぅ......」


雑渡「効いちゃったみたいだねぇ.....」


A「っ......」


あっつい......


雑渡「さあ、もう一個」


A「っ、ん、ぐ.....」


口に無理矢理入れられた。


雑渡「おいしいかい？」


A「ふにゃ.....も、いらにゃ......」


ぽてっと床に倒れ込んだ。


雑渡「......」


ニヤッと雑渡さんが笑ったような気がした。


A「ふー、ふー..../////」


熱い.....


雑渡「もう一個、食べようか」


A「むぐっ、んん....////」


ちょこれいとうを口に突っ込まれた。


A「ぷ、ぁ..../////」


雑渡「出来上がったかな？」


するっと頬を撫でられた。

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