"視える"編入生 弐

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土屋「夏休みの宿題を配ります。A」


A「ありがとうございます」


宿題の内容は.....


A「古いものについて？」


歴史？かなぁ.....


土屋「歴史あるものについて、ですね。あなたの所は、やりやすいと思いますよ」


あ、そっか。俺の神社のことを書けばいいのか。


A「そうですね」


孫兵「A、なんの宿題だった？」


A「古いものについて、だって」


孫兵「へぇ....難しそうだね」


A「俺は、意外と平気かも」


孫兵「そっか。がんばってね」


ぽんぽんと頭を撫でられた。


A「みんな、撫でるの好きだなぁ.....」


同級生と先輩、先生がことある事に俺の頭を撫でてくる。

なんでだ？？


A「ま、いいや」


土屋「では、皆さん。良い夏休みを過ごしてください。今日は、最後の委員会があるので」


そっか。委員会あるんだっけね。


A「くしっ！」


寒っ.....


女の子(えへへっ)


女の人の次は、女の子か.....


孫兵「大丈夫？」


A「ん、大丈夫」


孫兵「ダメだったら、言うんだよ？」


A「ん、分かった」


過保護だよなぁ.....


白蛇「ｼｬ､ｼｬｰ？」


A「しろ、ありがとう。大丈夫だよ」


スルスルと首に巻きついてきたしろ。


A「夏休みは、一緒に帰ろうな」


白蛇「シャー！」



孫兵「仲良しだね。ジュンコ」


ジュンコ「シャー」

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