"視える"編入生 弐

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A「んぅ.......」


立花「少し、無理をさせすぎたか.....」


寝巻きを着て眠っているAを見た。


立花「愛しいな......」


何も知らない。Aの部屋の前に、わざと本を落としたこと。

鉢屋に奪われる前に、伊作やほかの五年生、六年生にも....


立花「にしても、知らなすぎる.....」


世間知らず。子の成し方、そういう行為、何一つ、知らない。

口吸いもきっと、最近知ったのだろう.....

まあ、これから先、こういうことは.....


立花「私だけが....私だけが教えていればいい....が」


これから先、鉢屋達にもきっと抱かれるだろうな....


それでもいい。

そのうち、私でしか満足出来ない身体に.....



伊作「はぁ、独占欲かい？仙蔵」


立花「！伊作.....」


Aの部屋の前に、伊作がいた。


伊作「身体、痕だらけじゃないか」


立花「はははっ、そうか？私のモノだという痕だ」


伊作「まあ、仙蔵だけのモノじゃないから」


立花「宣戦布告か？受けて立つぞ」


バチバチと火花を散らす二人。


伊作「あはっ、面白いね」


立花「はっ、そうだな」


大魔王二人がほそく笑んだ。



A「ん、んぅ.....」


そんなことも知らずに爆睡してるAであった。


これから先、どうなるのでしょーね。

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