痛覚まで、鈍っているのか ページ29
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タカ丸「六年生と実技だって」
平「絶望だな」
綾部「はぁ....」
A「......」
尾浜勘右衛門とお茶会なるものをしてから、数日。
委員会や授業以外だと、何となくアイツのそばにいることが多くなった。
落ち着くからな。
それより、何故こいつらはこんなに静かなんだ。
珍しい。
田村「そっか、Aは知らないんだよな。六年生の恐ろしさ」
A「?」
綾部「後輩だって言うのに、手加減無し。六年生に一撃も与えられなかったら、六年生直々の補習」
タカ丸「その補習が、まあキツくてさ。ほんとに死にそうになる」
A「そんなに、六年生は強いのか」
平「学園の、先生を覗いたら最強だ」
A「!」
真っ直ぐに俺を見据えた平の目が、据わってた。
ほう、俺は一度しか対峙したことないから分からない。
そんなにも、強いのか。
綾部「Aは特に気をつけた方がいい。多分、本気で来るから」
A「それは、俺が.....」
タカ丸「ううん、違う。Aが、潮江君の攻撃を防いだから。気をつけて」
A「ああ、わかった」
一撃も、加えられないほど強いのか。
あの時対峙したときも、俺が攻撃することを躊躇するくらい、強いと....俺たちは最強だという絶対的自信と、雰囲気。
これが、プロに近い存在なんだと思ったな。
だから、だからこそ思う。
すこし、楽しみだと。
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颯でーす!(プロフ) - むむちぃさん» ありがとうございます!お気遣い感謝しますm(*_ _)m (2月21日 7時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
むむちぃ(プロフ) - 相変わらず颯さんの作品面白いです😭💕定期的に見直してます😂💕体調にお気をつけて下さい😭応援してます!! (2月21日 5時) (レス) id: 02955418be (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす!(プロフ) - 𝖫𝗎𝖼𝖺さん» ありがとうございます!今しばらくお待ちください! (12月4日 13時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
𝖫𝗎𝖼𝖺 - 初コメ失礼致します、後編楽しみにしております! (12月4日 10時) (レス) @page50 id: 4c7c84da7b (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす!(プロフ) - 空さん» ありがとうございます!(´▽`) (9月9日 14時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:颯でーす! | 作成日時:2023年7月8日 13時