新任教師は頑張ります！ 肆！

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部屋について、土井先生を布団に寝かせた。


土井「はぁ、っ.....けほっ.....」


A「しんどいよなぁ.....」


俺もつい最近味わったから分かるわ。

絶対辛い。


さて俺は......


A「桶に水と.....山田先生に報告と......おかゆか」


やること多いな.....

仕方ない、やるしかないか。


A「土井先生、俺ちょっと行ってきますね」


土井「ん」


もうほぼ寝ているのだろう。

目をつぶったまま、短く返事をした。


A「じゃあ行きますか」


自室を出て、まず山田先生に報告した。


何となくわかってたらしい。

土井先生が体調悪いこと.....

まあ、長年一緒いいるらしいし、当たり前か。


A「お粥は多分、おばちゃんも忙しいだろうし.....」


自分で作るしかないよな......


A「やるか」


桶の水を持って、一度部屋に戻った。

そして、土井先生のおでこに手ぬぐいを置いて、再び部屋を出た。


スヤスヤ気持ちよさそうに寝てた。

よかった。


A「おばちゃん」


おばちゃん「あらA先生」


A「お粥作りたいんだけど......」


おばちゃん「誰が風邪ひいたの？」


A「土井先生。今俺が看病中なんです」


おばちゃん「そうなのね.....今風邪ひいてる人が多くて、お粥を大量に作っておいたの。持っていって？」


A「まじすか、ありがとうございます」


確かに医務室、アホみたいにいたもんなぁ......


おばちゃん「土井先生によろしくね」


A「はい」




お粥の鍋が乗ったお盆を受けとり、自室に戻った。

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