同じクラスにはモテ男共がいる さん！

写真部の助っ人、か？ ページ30

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リクエスト！


月火と休み、水曜日。

いつも通り授業を受けて、帰ろうとしたんだけど。


なんか、写真部の奴に呼び出しくらった。

なぜ？


だから、皆に約束バイバイして、写真部の部室に来た。


A「うぃーす。こんちはー」


立花「ああ、来た」


A「！部長さん。俺になんの用っすか」


ひぇ、相変わらず美人なこった。

さすが、三年の人気者。


立花「お前、写真得意だよな？」


A「え、あ、まあ.......」


嫌な予感しかしないのだが。


立花「今度のコンクール、人手が少し足りなくてな。手伝ってくれないか」


疑問符がついてないあたり、断らせる気ないよなぁ......


A「断らせる気ないでしょう。いいですよ、別に。でも、バイトある日以外しか、手伝えませんからね」


立花「ああ、助かる」


A「写真、なんでもいいんですか？」


立花「課題は、友人。それと自由課題だ」


友人、か......


秋の紅葉の写真でいいかな。


あ、でもなぁ.....そうだ。みんなで海に行った時の写真があったな。


楓もみんなも写ってる写真。


自由課題は、なんか適当でいいや。


A「分かりました。じゃ、俺バイトあるんで失礼しまーす」


ガラガラと部室の扉を閉めた。




立花「楽しみにしているぞ、A」



そう呟いている言葉は、俺の耳には届かなかった。

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