同じクラスにはモテ男共がいるに！ (ページ6)

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尾浜「さあ！第一種目は、変身レース！！誰が妖精を引くのでしょうか！楽しんでください！」

学級委員が、実況するのか......

A「はあ、やりたくねぇ......」

順番は、三年生二年生一年生。中等部の三年生二年生一年生の順だ。

俺は、二年生の二番目。

三郎「さあ始まりました！三年生の第1走者！！」

A「元気だなぁ......」

しゃがんで順番を待ちながら、呟いた。

ほんと妖精引きたくない。

引いたら一生、弄られる。

俺、くじ運悪いからホントやだ。

くじ運を要するやつ、ほんとに無理。

尾浜「さあお次は二年生！頑張ってください！！」

A「おっ！」

第1走者、1組1位だ〜！

三郎「さあお次は第2走者！Aは何を引くかな！？」

A「はあ！？俺の名前呼ぶなよ！！」

急に名前を呼ばれ、実況席に向けて叫んだ。

あの野郎。

富松「位置について、よーい.....」

パン！と鉄砲がなった。

A「これにしよ」

走って、お題の紙がある所まで行った。

A「は？」

ペラリと紙をめくると......

『妖精』

A「くそがぁあっ！！！」

そう叫びながら、籠からお題の服を取りだして着替えた。

妖精の羽に、触覚のカチューシャ。

そしてステッキ。

A「もうヤダ死にたい」

両手で顔を覆いながら、ゴールへ向かって走った。

尾浜「おーっと！妖精を引いたのは1組のA！！かわいいですよー！」

勘右衛門がそう言うと、女子生徒たちが可愛いと言い始めた。

A「うぅ......」

ゴール前で着替えを脱いで、走ってゴールした。

1位です。

黒歴史を作ったけどな！？！？