ボッチくんの奮闘 四

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広大「で？何してんの、お前」


伊作「あはは.......」


Aのギャン泣き声を聞き付けた広大先生が、医務室に駆け込んできた。


それで、ちっちゃくなったAを見て、抱き上げ、僕に正座するように言った。


だから僕は今、Aを抱っこしてる先生の前に正座してます。


そろそろ足が痺れてきた。


A「えぐっ、えぐっ.....」


広大「よしよし、怖かったな」


伊作「えぇ......」


僕が無理なのに、なんであの一瞬でAを手懐けられるの？？


さすがだなぁ......


広大「ったく、早く解毒剤作れよ？」


伊作「はぁい......」


広大「そうだ。A」


A「？」


こてんと首を傾げた。


え、かわいい。


広大「いまなーんさい？」


A「よんちゃ......」


ちっちゃい手を四の形にして、先生にみせた。


伊作「え、僕が四歳の時、もっと大きかったですよ！？」


広大「A、元々あんまり食べない子だから、成長が遅いんだよ。多分」


伊作「ああ、そういう......」


広大「じゃあ俺、学級委員会の部屋に行くから、何かあったら呼んでくれ」


伊作「はーい」


広大先生は、Aを連れて医務室を出ていった。


伊作「はあ、怒られちゃったし、解毒剤作りますかね」




大きく伸びをして、解毒剤作りに取り掛かった。

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