ボッチくんの奮闘 四

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A「いただきます.....」


湯のみを手に取り、口をつけた。


A「んっ.......」


ぐいっと一気に飲んだ。


A「うぇ.......」


伊作「味はどう？」


A「砂糖みたいに甘いです......あんまり、美味しくない......」


伊作「うーん。まだ改良は必要みたいだ。身体の異変はどう？」


A「なんか、節々が痛いような.......ふぇっ！？」


伊作「えっ！？」


僕の周りに、霧のようなものが漂い始めた。


A「え、えっ！？なにこれ、なにこれっ！」


わけがわからず、パニック状態になった。


怖い、怖い、怖いっ！！


なにこれ、なにこれっ！


A「けほっ、けほっ！」


伊作「うわ、ちょ、換気換気！！」


スパーンッ！と医務室を開ける音が聞こえた。



でも、僕の記憶は、そこで途切れていた。



伊作「A！！大丈夫かい！？」


煙が晴れて、Aの方を向いた。


伊作「は.........」


A「ビクッ！」


とても長い桜色の髪の毛。空のように澄んだ青い目。


見た目は、まんまAなのに.......


伊作「ちっちゃい.......」


見た目年齢、二歳くらいの子供だ。


伊作「えと、君の名前を、教えてくれないかい？」


しゃがみこんで、Aであろう子供に聞いた。


A「ふぇ......」


伊作「え"」


うるうると涙をため始めた。


A「うわぁあぁああんっ！！！」


伊作「嘘でしょっ！？」



ど、どど、どうしよう！！！

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