ボッチくんの奮闘

編入生さん？ ページ41

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教室の件も委員会の件もようやく慣れることが出来た。


広大「お、みんな揃ってるな」


A「おはっ、おはよう、ございます......」


平「おはようございます」


綾部「おはよーございまーす」


広大「おお、おはよう」


なん、だろう......

広大先生、いつもより嬉しそうというか......心做しか、楽しそうな気がする.....

なにか、あったのかな......


A「こっ、こう、だい、せんせ......」


広大「ん？」


A「な、なにか、いいこと、ありましたか？」


広大「お、Aはよく見てるな」


A「ん.....」


ヨシヨシと頭を撫でられた。


平「で、何かあるのですか」


広大「編入生が来るんだ！この四年生に！」


四い「！！」


へん、にゅうせい......

ぼくの、学年に......


A「ど、どんな、方なんですか？」


広大「髪結処の一人息子で、十五歳だ。だが、今まで忍者と触れ合ってこなかったから、忍術がからっきし。六年生に入れるのは危ないとのことで、四年生に編入だ」


A「ほぇ.......」


どうしよう、優しい人じゃなかったら.....

不安だなぁ......


綾部「.....優しい方ですか？」


広大「ああ。この前会ってきたが、天然というか....うん。めちゃくちゃ優しいぞ」


A「ほっ......」




そっと胸をなでおろした。

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