ボッチくんの奮闘

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しばらくお話して、何となく立花先輩たちと打ち解けたような気がした。


A「じ、じゃあ、しつ、失礼します......」


潮江「ああ、またな」


立花「気をつけて」


ペコペコと頭を下げ、六年い組の部屋を後にした。


A「つかれた.......」


たのしかった、けど......

疲労感がすごい......


A「うぅ.......」


広大「おっと、大丈夫か？」


A「せん、せぇ.......」


ふらふらしてたら、先生に抱きとめられた。


広大「少しずつ色んな人と打ち解けてきたのは嬉しいが、本当にいらん気を遣やつだな」


A「あぅ......」


ひょいっと先生にお姫様抱っこされた。


A「うぅ......」


先生の首に腕を回して、ぎゅうっと抱きついた。


広大「梅干し食べるか？」


A「たべる......」


広大「ん、ほら、あーん」


A「んん......」


先生があーんして梅干しを食べさせてくれた。


広大「ほれ、大丈夫かー？」


A「むり、しぬ.......」


広大「はいはい、飯の時間まで寝てろよ。な？」


A「んん......」


ポンポンと背中を撫でられた。


A「んぅ.......」



一分経たないうちに、僕は眠ってしまった。


広大「おやすみ、A」



眠るAのおでこにそっと口付けを落とした。

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