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A「室内委員会、最後だ.......」
学級委員長は、どこでやってるか知らないから、無しで。
なんか、すごい疲れた.......
A「作法委員会は、要注意だ.....」
優秀な、人達が集まるところだから......
気配頑張って消そう。
そう心に決め、屋根裏に登った。
A「たしか、この辺.......」
天井の板を少しずらし、中を覗いた。
A「わ.......」
美人さんがいっぱいだ。
すごい、な......こういうのを、陽の者というのか。
僕には到底なれるものでは無い。
A「はあ.......次いこ.......」
のそのそと這いつくばって、天井を移動した。
ガコッ!
A「はぇ?」
理解するのに時間がかかった。
A「っ〜〜〜〜っっっ!?!?!?」
あ、僕落ちてる。
立花「よし、捕まえた」
綾部「!いたんですか」
立花「ああ。ずっと気配がしていた」
藤内「気づかなかったです」
A「あ......う.........」
兵太夫「!先輩、この人死にそうです」
伝七「うわ、顔真っ青.......」
立花「すまない。大丈夫か?」
A「ぁ、ぅ.......あ.......」
僕、なんでこの人にお姫様抱っこされてるの?
なんで、こんな顔近いの?
こわい、こわい.......
こわ、い......
綾部「!息して、大丈夫......」
A「ぅ.......」
綾部さんのタコが固まって固くなった手で、目を覆われた。
綾部「息、して」
A「っ......す、す、み、ません.......」
綾部「次、外行くんでしょ?平気なの?」
A「た、ぶん........しつ、ます......」
立花「気をつけるんだぞ」
A「すみま、せん.......」
立花先輩に床に降ろされ、僕は作法室を出た。
立花「なんか.......小動物......ではないな」
兵太夫「すごい、顔色が悪かった」
綾部「あれが通常だよ」
ほんと、生きてるのかなって思うくらい、顔色が悪いんだよね。あの子.....
今度改めて、謝りに行こう。
そう思った、喜八郎であった。
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しゅる - もんちゃんさん» 全然良きですよ!わーい!お友達増えた!! (2022年11月5日 13時) (レス) id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
悪紫 - もんちゃんさん» スゲェコミュ力の塊だぁ(ガタブル) (2022年11月5日 12時) (レス) id: df4dd4aa9e (このIDを非表示/違反報告)
もんちゃん - しゅるさん» 全然いいですよ!!むしろ嬉しいです!!私もしゅるるんって呼んでもいいですか?あとタメ口もいいですか? (2022年11月5日 8時) (レス) id: 29971ba1f1 (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす!(プロフ) - kanさん» 了解です!!書きますね!! (2022年11月5日 0時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
kan(プロフ) - リクエストお願いしたいです。夢主君が体調不良になってるけど言えずに我慢してしまっている所を6年は組の人が気づいて助けてあげてみたいな話をみたいです。いつも楽しみに見ています。 (2022年11月5日 0時) (レス) id: 1cf01fac1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:颯でーす | 作成日時:2022年10月30日 18時