ボッチくんの奮闘

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医務室の屋根裏。


A「........」


天井の板を少しずらし、中を見た。

医務室、再び。



伊作「今日は薬の調合を教えるね」


一年生「はーい！」



パタン.....


そっと、板を元に戻した。


A「光オーラがすごい......僕には無理だ.....浄化されてしまう.....」


死にそう......


A「もういいや。次いこう......」


要注意、会計委員会に行こう。


天井裏を移動した。



伊作「ねーえ、数馬、左近」


数馬「はい？」


左近「？」


伊作「もう一人くらい入って欲しいね」


数馬「そうですね」


左近「まあ、はい」


あの子の心を開きたいな......

そう思った伊作であった。





会計室の天井裏。



A「静か......」


パチパチと算盤を弾く音しか聞こえない。


A「でも、徹夜はしたくない.....」


僕一回だけ徹夜したことあるけど、青白さに拍車がかかって、先生に部屋から出して貰えなかったんだよね......


寝ろーって言われて。



A「次いこう......」


そう思い動いた。


その瞬間......


A「ひいぃっ！！！」


目の前に槍が現れた。


そして.....


潮江「何をしてる」


A「あ、あうぅ、ああ、あ.......」


ガタガタと身体が震えた。

A「ご、ごごご、ごべんな"ざいぃいっ！！！」


四つん這いで移動して逃げた。



潮江「......っと.....」


ぴょいっと屋根裏から降りた。


田村「何かいましたか？」


潮江「ああ、ネズミが一匹」


田村「そうですか」


死んだような色してたな。

あんな派手な髪色して、あの性格か.......


潮江「俺には慣れることないだろうな」


そう呟き、そろばんを弾いた。

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