俺は兄離れができない！！！

・ ページ20

・


A「はっ、はっ！」


目が合っただけだから、多分追いかけてこないはず.....

つか、俺が一方的に知ってるだけで、相手は知らないだろう。


だって、関わってこなかったもん。



って、思ってたんだけど......



A「！！」


五条「お前、忍たまだろ？」


三忍が、俺の目の前に現れた。


いつの間に.....


A「......」


ゆっくり、ゆっくり背中を見せないように後ろに下がった。


こいつらはクマと一緒だ。

背中見せたらやばい。


椎良「無言は肯定と受け取るが」


A「....だったら、なんだよ」


反屋「いや？ただ、なんで見てたのかって聞くだけさ」


いや、嘘だ。


こいつら、後ろ手に縄を持ってる。

俺みたいの拉致ってどうする気だよ。


しかも、退路を完全に塞がれてるから、逃げられねぇな。


いや、いけるか？


俺の体格で、五条弾の股下くぐって逃げられるだろうか。


やるだけ、やってみるか。



A「っ！」


五条「な！」


五条弾目掛けて走った。


そして......


A「うりゃっ！」


スライディングして、股下をくぐった。


A「子供殺法、股下潜り！なんつってな！！」


素早く立ち上がって、走った。



呆気に取られてるタソガレドキの三人を放置して、走りまくった。


これだけやれば、逃げられるだろう。

・→←うわ、お前らは.....！！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す