田舎者の奮闘記 いちだぁ！

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尾浜「というか、お使いでこんな森に？」


A「道に迷っちまって.....都会さすげぇとこだべ....みんながキラキラしてる。でもやっぱり、怖ぇべ。やっぱり、田舎にいた方がいい....」


へにゃりと困った顔で笑った。


雷蔵「.....ねぇ、どこに行こうとしてたの？」


A「え？....忍術学園だべ。野菜を届けに」


五人「忍術学園！？！？」


A「！！な、なんだ？」


三郎「あ〜、俺たちと来るか？」


A「？」


兵助「俺たち、そこの生徒なんだ。俺は、久々知兵助」


A「そうなんだなぁ.....」


世間は狭いな。


尾浜「俺は尾浜勘右衛門！」


三郎「鉢屋三郎だ」


竹谷「竹谷八左ヱ門だ！」


雷蔵「僕は不破雷蔵。よろしくね」


A「よろしく！俺は、松風Aだべ！」


竹谷「松風？」


A「？」


竹谷「いや、どっかで聞いたことあるような.....」


尾浜「ああ！あれだよ！よく学園に野菜を届けに来るおじいちゃんとおばあちゃん」


A「！それ！俺のじっちゃとばっちゃだ！」


雷蔵「そうなんだ。世間は狭いね」


A「だべ」


兵助「じゃあ、行こうか」


A「うん！」


差し出された手を握った。


そして、忍術学園へ向かい、無事に野菜を届けた。



なんだけど......




大川のじっちゃに編入しないかって誘われちまったべ！！




どうしよう！！

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