とある忍たまは隠れていたい

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一年い組の教室。


今福「みんなっ！連れてきたよっ！」


伝七「彦四郎、遅いぞ.....？」


左吉「？？」


俺が教室に顔を出した瞬間、赤髪の子の言葉が止まり、青い子が首を傾げた。

あ、ちなみに俺は、お面してないからな。


一平「二年生？」


A「二年ろ組、天馬A。君たちは？」


伝七「黒門伝七です！」


左吉「任暁左吉です！」


一平「上ノ島一平です！」


A「よろしく。で、どこが分からないんだ？」


よいしょっと声を出して、机の前に座った。


今福「ここですっ！」


A「あー、ここか....」


俺も一年の時、苦手だった気がする。

ややこしいんだよな。この問題。


A「一通りざっと教えるから、分からなかったら質問して」


一い「はい！」


A「ん、じゃあ始めるよ」


ザーーッと分かる様にかつ、簡単に説明を終わらせた。


A「で、終わり。分からないところは？」


伝七「わ、分かりやすい.....」


左吉「すごい、スラスラ解けた」


一平「すごいっ！」


今福「ありがとうございます！」


A「ん、別に....暇だったから」


こんな純粋に気持ちをぶつけられるのが不思議で、そっぽを向いた。


一平「A先輩、ツンデレ〜」


A「は！？違うよ！」


一平「えへへ」


A「ったく.....」


なんだ、一はをよくバカにすると言う割には、素直じゃん。


そう思った。

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