とある忍たまのモブ生活？

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そして、次の日の放課後。



A「くぁ.....ねむ.....」



何も知らないAは、医務室にいた。


A「医務室の幽霊ね.....」


目立たず、急に現れて姿を消す保健委員なんて、都市伝説もいいとこ。


まあ、別に幽霊扱いでいいんだけどさ。


今後、姿を現すこともないだろうし。



A「今日は誰か来るかな」


そう呟いた時....


伊作「やあ、君が医務室の幽霊かな？」


A「！！」


背後から、低く優しい声が聞こえた。


これが、六年生.....善法寺伊作。


A「っ！！」


振り向いて立ち上がった。


伊作「こんにちは。保健委員長の善法寺伊作です」


A「......」


ゆっくりゆっくり、バレないように出口へ向けて足を進めた。


伊作「君は？」


A「....伊月....」


そう、ぼそっと答えた。


そして、後ろ手に襖を開けた。


A「失礼します！」


善法寺伊作に背を向け、医務室を出ようとした。



しかし....


A「っ！？....は、く......」


ドクンと身体が脈打ち、床に座り込んだ。


なんだ、これ.....


身体が、痺れる.....


立花「逃げると思ったさ。だから対策をした」


天井からもう一人降りてきた。


六年い組、立花仙蔵。


A「あんたら、後輩に毒使うとか、何考えてんだよ......」


伊作「君は逃げる。そう思ったからさ」


A「何を、する気ですか.....」


立花「少し、話をしようか」


パタリと医務室の襖を閉められた。



やべぇな、逃げられない.....

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