おじいちゃん系五年生

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兵助「え！？勘右衛門たち知ってたの！？」


尾浜「うん。俺はたまたま」


竹谷「俺は委員会一緒だから。色々聞いてたよ」


雷蔵「僕は、初めて話した時、兵助がおじいちゃん口調の生徒の話を聞いて」


三郎「俺は、Aを追ってたらたまたまな」


い組が騒いでいるのを聞き付けて、ろ組がい組の教室に来た。


A「はっはっは....そこまでバレておったか」


尾浜「ちなみに、毎朝Aを起こして、準備してあげるよ」


兵助「え！？ズルいよ！！」


三郎「まだ世話されてるのかよ.....」


A「世話されるのは好きだからな〜」


三郎「そういうことじゃない」


竹谷「まだ寝坊助直ってないのか」


A「なかなか布団が離してくれなくてな」


雷蔵「それ、Aが離してないんだよ」


A「そうだなぁ......」


三郎「じじいが......」


A「三郎よ、俺はまだ十四だ」


三郎「へいへい。そうだな」


まったく、困ったものだ。



兵助「なんで俺だけ.....」


A「！どうした？兵助」


後ろから抱きしめられた。


兵助「なんで俺だけ何も知らないで.....」


A「教えるのがちと遅すぎたな」


尾浜「約四年の愛は重いぞ〜」


A「そうか.....」


まあ、仕方ないか。


木島「ねぇ......」


他五年「うわっ！！」


A「おや？木島先生。どうなされた？」


木島「委員会、行かないの....？今日、新一年生、来るよ？」


五年生「あ」


尾浜「ヤバッ、めっちゃ忘れてた！！」


三郎「行くぞ勘右衛門！」


兵助「俺も行かなきゃ」


雷蔵「僕も！」


ドタバタと慌ただしく教室を出ていった。


竹谷「A、俺らも行くぞ」


A「あい、わかった。木島先生、失礼します」


木島「うん。いってらっしゃい」


教室を出て、生物小屋に向かった。

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