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雷蔵「兵助、これとこれ、あとこれ。梳いたら付けて梳かしてね」
三つの小さな壺が床に置かれた。
兵助「これは、なに?」
雷蔵「寝癖直しと、トリートメントと香油」
兵助「!だから、Aからはいつも花の匂いがするんだ!」
雷蔵「そ。やり方は、僕が教えるよ」
兵助「ありがとう!」
尾浜「A、目、瞑って」
A「あい」
目を閉じた。
尾浜「冷たくない?」
A「大丈夫だ」
手ぬぐいをぬるま湯に着けて、Aの顔を拭いた。
三郎「勘右衛門、これ置いとくぞ」
尾浜「うん。ありがとう」
顔に塗るヤツですね。これで、Aの柔肌が....綺麗な肌が保たれているんです。
竹谷「手甲しとくな」
A「あい」
兵助「雷蔵、これでどう?」
雷蔵「うーん。もう少し、トリートメントを付けてあげて」
兵助「わかった」
尾浜「よし、顔終わり。三郎、あとは頼んだ。八、着替え用意しよう」
竹谷「おう。小物もだな」
尾浜「うん」
Aの着替えや持ち物を用意し始めた二人。
兵助「よし、これでどう?」
雷蔵「うん。完璧。さすが兵助!これを覚えてね」
兵助「うん!」
雷蔵「よし、結おうか」
兵助「わかった」
ここまでやって、ようやく髪を結うという作業に入った。
兵助「よし、これでいい?」
雷蔵「うん。そのくらいの高さで大丈夫!」
兵助「よし!A、髪の毛おわったよ!」
A「うむ。ありがとう!綺麗だ!」
サラッサラのツヤッツヤになったAの髪の毛。
三郎「よし、顔もOK。ほら、着替えるぞ」
A「あい分かった」
立ち上がって、忍装束に着替えた。
竹谷「手拭い」
A「いれたぞ」
尾浜「いつもの小物入れも持った?」
A「いれた」
竹谷「クナイと手裏剣、コシコロ入れたか?ちゃんと包みに入れて持ったよな?」
A「ああ」
雷蔵「よし、準備おわり!お昼ご飯、食べに行こうか」
A「そうだな」
午後十二時。Aの準備、終了。
約二十分で終わるというスピードです。
尾浜「兵助、髪の毛上手だね」
兵助「雷蔵にいっぱい教えてもらったからね!」
雷蔵「兵助、飲みこみ早くて助かるよ〜」
これから、Aの髪の毛は兵助が担当しそうだ。
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颯でーす!(プロフ) - 虎狐🐺さん» ありがとうございます!嬉しいです(*^^*) (11月12日 20時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
虎狐🐺 - 颯でーす!さん大好きです (11月12日 20時) (レス) id: 4742ea6cf8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 颯でーす!さん» だよね😂😂ww。゚(゚´ω`゚)゚。育成頑張る!! (2022年3月9日 0時) (レス) id: 822459577c (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 颯でーす!さん» ありがとでっす🥲ゆっくり読ませていただきます😌♡✨ (2022年3月9日 0時) (レス) id: 822459577c (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす!(プロフ) - ひなたさん» なかなか珍しいタイプですねw大丈夫です!どんどん強くなるから!! (2022年3月6日 0時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:颯でーす | 作成日時:2022年1月10日 19時