女装の授業 ページ20
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シナ「女装の授業です」
A「おや?山田先生ではないのですか?」
シナ「は組の授業と被ってしまったの。木下先生は、女装って感じではないし、木島先生はね.....」
他五年「?」
A「ふむ、シナ先生が適任という訳ですか....しかし、くノ一の方の授業は?」
シナ「少しの間だし、自習にしているわ」
A「そうですか.....」
シナ「さ、女装して、町に出てらっしゃい」
五年「はい」
各々部屋に戻って、着替え始めた。
A「さて、何色を着るべきか......」
俺は、青いからな.....
A「ふむ......」
四着の小袖を広げた。
A「悩むな.......なにか、御用ですか?」
立花「!驚いた。気配に気づいたのか?」
A「私は、背中にも目があるので」
立花「は?」
A「はっはっは、冗談さ」
立花「相変わらず、本当のように聞こえる冗談だな」
A「お褒めに預かり光栄です」
立花「で、お前は何をしている?」
A「女装して、町に出ろと言われたのですが、何を着るべきか悩んでおりまして」
立花「どれ.....」
A「!」
なかなか近いな.....俺が横を振り向いたら、口吸いしそうだ。
立花「ふむ.....桜色の小袖がいいと思うぞ」
A「そうですか。ありがとうございます」
立花「せっかくだ。着付けをしてやろう」
A「え、あ、はあ......」
不思議なお方だ。
六年生が、そういうお方が多いのか.....
立花「どうした?」
A「いえ.....」
考えるだけ無駄か。
そう思い、バサバサと忍装束を脱いだ。
立花「相変わらず、細いし白い.....」
A「ははっ、あなたも人のこと言えないのでは?」
立花「そうか?」
A「ふむ.....」
やはり、慣れている.....
立花「?どうかしたか?」
A「いや、なんでもないですよ」
立花「そうか.....よし、出来たぞ」
A「おおー!」
早いな.....流石だ.....
立花「髪はどうするのだ?」
A「下ろすだけですが.....」
立花「ったく.....後ろ向け」
A「?」
立花先輩に背を向けた。
立花「......はい。出来たぞ」
A「!」
少しの髪の毛をお団子に、両サイドを三つ編みにされ、はーふあっぷ?と言うやつになってる。
綺麗だ......
立花「これで少しはマシだろう」
A「ありがとうございます」
立花「ああ」
さて、町に行くとするか。
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颯でーす!(プロフ) - 虎狐🐺さん» ありがとうございます!嬉しいです(*^^*) (11月12日 20時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
虎狐🐺 - 颯でーす!さん大好きです (11月12日 20時) (レス) id: 4742ea6cf8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 颯でーす!さん» だよね😂😂ww。゚(゚´ω`゚)゚。育成頑張る!! (2022年3月9日 0時) (レス) id: 822459577c (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 颯でーす!さん» ありがとでっす🥲ゆっくり読ませていただきます😌♡✨ (2022年3月9日 0時) (レス) id: 822459577c (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす!(プロフ) - ひなたさん» なかなか珍しいタイプですねw大丈夫です!どんどん強くなるから!! (2022年3月6日 0時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:颯でーす | 作成日時:2022年1月10日 19時