おじいちゃん系五年生

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雷蔵「まったく、無理しすぎ」


A「そうだな。少し怒ってしまった.....」


三郎「珍しいこともあるもんだ」


A以外の五年生が部屋でダラダラしていると.....

血相変えた四年生がAを運んできた。


尾浜「あんま無理しちゃダメだよ。A、強いけど、諸刃の剣なんだから」


A「はっはっは、少しムキになってしまってな」


竹谷「あんま無理すんなよ？」


A「ああ。分かっておる」


兵助「はい。もう平気？」


A「ああ。八左ヱ門も兵助も助かった。伊作先輩のところに行くと怒られてしまうからな」


喋ってる間、ずっと二人に腰を揉んでもらっていた。


竹谷「いいえ」


兵助「Aのためなら、なんでもするよ」


A「そうかそうか。なら、これからも頼むぞ」


兵助「うん！」




尾浜「雷蔵が絡んだ三郎みたい」


竹谷「約五年のブランクだな」


雷蔵「兵助、前々からAのこと気にしてたしね」


三郎「ああ、そういえばそうだったな」


尾浜「遅刻常習犯で、めっちゃマイペースで.....気にならない方がおかしいって」


竹谷「まあ、たしかに」




幸せそうに笑う兵助を見て、そんな話をしていたのであった。

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